Google AdSenseについて
Google AdSenseとは、Googleが提供しているWeb広告の配信サービスです。作成したWebページにGoogle AdSenseを取り入れることで、自動的に最適な広告の表示をしてくれます。 サイトの収益化を考えた際に、まず出てくる選択肢の一つだと思います。
収益の目安
Googleが月間ページビュー数に対して、年間の収益見込みを出しているので例を挙げると、「アジア太平洋地域」で「インターネット、通信」のカテゴリで「月間ページビュー数が50000」だとおおよそ「$6.738」だそうです。
小さなことからコツコツとやる場合や、趣味的に活動している場合でもとりあえず登録しておいていいと思います。
AdSenseのリンクについて
リンクを貼り付ける際のルールとして、「AdSenseコードをサイトの HTML( タグと タグの間)に貼り付ける」必要があります。 WordPressを使用している場合は、特別にGoogleが解説ページを用意しているのでそちらを参照するのがいいのですが、WordPress以外の選択をとっている場合は個別に設定方法を確認する必要があります。
Hugoの場合
Hugoの一般的なフォーマットのルールとして、テンプレートファイルがまずあり、そのファイルの設定に従ってページの作られ方が決まります。ビルドされて生成されたHTMLファイルにコードを貼り付けたとしても、再度ビルドしたら消えてしまうわけです。
そのため、テンプレートファイルに対して、AdSenseコードを貼り付ける必要があります。
テーマ別に個別確認が必要
Hugoのフォーマットは、テーマというデザインとテンプレートがセットになっている単位でコントロールされています。この点がAdSenseコードの貼り付けをややこしくしている部分ではあるのですが、デザインの自由度を高めているいい部分でもあるわけです。
テーマはHugoを使ってサイトを作る際のデザインの方向性に合わせて選ぶものですので、AdSenseコードの貼り付けまで考えてテーマを選ぶ必要はないです。 ですが、テーマを使って記事を書きたいだけの場合はテンプレートまで確認する必要がないので、ここにきてつまずいてしますのです。
テーマによってテンプレートのファイル名がさまざまですが、やりたいことは明確で、テンプレートにAdSenseコードを貼り付けることです。
その方法は、テーマの作成者のドキュメントに記載があるはずです。
テンプレートの場所と変え方の調べかた
テーマの作成者が用意してくれた、テーマの使い方ドキュメントを見つけましょう。 私の場合は、テーマ作成者がこちらで、テーマの使い方はこちらです。
この中から、テーマの修正に関する部分を見つけます。 検索機能があれば、headやModify themeなどで検索してください。
今回の場合は、丁寧にheadにカスタムコードを加えるという記載がありました。
方法は以下のhtmlファイルにコードを書き込んでくださいとのこと。
layouts/partials/head/custom.html
この際のファイル名やディレクトリの構成はテーマごとに異なると思うので、みなさんが使われているテーマに合わせて、ドキュメントを確認して設定してください。